【無料】TOEICスコア900がpart4の練習問題を解いて初心者向けに解説してみた

TOEICリスニング試験中に、内容が聞き取れなかった経験はありませんか？

Part4はリスニングパートの中でPart3の次に問題数が多く、対策必須です。

TOEIC part4の概要

ラジオや店内アナウンス、留守電メッセージなどを一方的にまくしたてるパートです。後半は図表が出題されるので、リスニング＆リーディングの並行作業になります。

Part3と4を合わせると、単純計算で7割近い点数になります。

TOEIC part4対策の練習問題

TOEIC part4の練習問題です。
「再生ボタン」を押すと、すぐに問題が流れます。
（設問は先読みを推奨します。）
(A.)~(D.)の選択肢から正しい応答となっているものを選んでください。

part4 練習問題の解き方と解説

ここからは各設問を参照しながら、解き方を説明していきます。

解答をのせているので、まだ解いてない方は、先に回答してから進むことをおすすめします。

Question1.を間違えた人
Question2.を間違えた人
Question3.を間違えた人

Q1.職種・ジャンル問題の対策

最初の問題。
TOEIC定番の「ジャンルを訊いてくる問題」です。

キーワード「watch」さえ聞きとれれば、簡単に正解できます。

TOEICでは話者の職種は絶対に問われます。
どのジャンル（航空系、不動産など）の話をしているのかを把握することが必須です。

仮に設問で問われなかったとしても、ジャンルを把握することはすべての問題を解く時に役に立ちます。

Q2.割引・特典問題の対策

「割引」「特典」についての問題もTOEIC頻出です。

「割引」に関する話が出たら、必ず問題で問われるといっても過言ではありません。

必ず把握しておきたい条件は以下の通り。

Q3.割引・特典問題の対策2

最後の問題です。
ここでも、特典をもらうための「条件」を問われています。

このように、TOEICはビジネス英語の試験なので、販促・マーケティングに関する話題はよく出ます。

特典の内容を把握するだけでなく、「どうすれば特典を受けられるか」まで聞き逃さないようにしましょう。

part4対策のコツと注意点

Part4でハイスコアのために大切なことを説明します。

part4対策のコツ

part4でハイスコアを取るためのコツは以下の通り。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

Part4特有のスピードについていく対策をする

part4は、長めのスクリプトを、話者がすべてひとりで読むカタチになっています。

Part3では話者が変わるときは短いポーズを挟みますが、Part4にはありません。

つまり、一気にまくしたてるように話すことがあります。

トピックは、以下の通り。

これらのトピックに公式問題集で慣れておけば、本番でも落ち着いて対処できるでしょう。

会話が終わったら設問を聞かずに即マーク

part3にも共通することですが、リスニングの問題は問題用紙に書いてあります。

問題は放送で読み上げてくれますが、聞く意味は全くありません。

次の問題に備えるため、会話が終わった瞬間に即マークしましょう。

Part4のマーク方法のコツ

TOEICではとにかく時間勝負ですが、リスニングは特に時間が重要です。

頭＆耳は放送に集中し、解答用紙のマークは最低限の労力と時間で済ませることが大切です。

設問の順番に回答根拠がくる

また、Part4は解答の根拠がほとんど設問順になります。

最初の設問と、次の設問では、最初の設問が先に会話のタネになります。

上の例でいえば、2.（=July 1の会話）が始まると、1.（=ブラジル移住の理由）はもう話し終わっています。

逆にいえば、1.の根拠が来る前に、2.の話が始まることはほとんどありません。

選択肢の先読みについて

リスニングでもっとも重要なのは、選択肢を先読みする時間を確保することです。

序盤の先読みは初心者でもできますが、後半になると選択肢に悩んでマーク時間がなくなることがあります。

先読み時間を守るために、以下を厳守しましょう。

マーク時間の最小化は、なるべく太いペンを使うことです。縦に線を引くだけで終わることが理想です。

part4対策の注意点

part4対策の注意点をまとめました。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

聞き取れない箇所はキッパリ諦める

リスニング問題は、一度しか放送されません。

聞き逃したら、潔くあきらめましょう。

その分、時間が浮くので次の問題を先読みしておきましょう。

これができる人はハイスコアがとりやすいです。

話者が切り替わる時間がないのでスピードが速い

Part3は会話問題なので、話者が切り替わるときに短いポーズがありました。しかし、Part4にはそれがありません。

一文ごとのスピードは変わりませんが、全体で見たときに速度は速くなります。

今まで以上に集中して取り掛かる必要があることを念頭においてください。

ラジオや電話はさらにスピードが速くなりがち

TOEICリスニングでは、色々なトピックを扱います。

どのトピックが出るかはランダムですが、ラジオ・電話メッセージの場合は要注意です。

実際の日常生活でもそうですが、急ぎの電話や、放送のプロであるラジオでは話すスピードが速くなっていくことがありますよね。

それと同じことが、Part4でも起きると思ってください。

（初心者）選択肢や設問が長文なら先読みしない

ここまで先読みの重要性を伝えてきましたが、初心者の場合は先読みしない方がいいときもあります。

選択肢が長めの文になっているパターンです。

初心者は、長めの文を4つ読むために時間がかかります。

長い文を読むことで他の問題を先読みできなくなることは避けましょう。

しっかり会話を聞いていれば、先読みしなくても正解できるので、無理に時間をかけないようにしましょう。

part4対策のまとめ

練習問題は全問正解できましたか？

リスニングはPart3＆Part4の合計で約7割を占めるので、ここがリスニング対策の要といっても過言ではありません。

また、リスニング試験対策は「英会話」「洋画」など、日常生活に目に見えて役に立つ部分でもあります。

英語を使う自分の姿を想像しながら勉強するのも楽しいですね。