
英語の謝罪についての表現です。
「申し訳ございません」だけでなく、状況におうじて使い分ける必要があります。
日本人は、なにかと謝りがちですが、英語圏では理由や弁明を示してあげるとよいでしょう。
謝罪の英語を 14パターン紹介
英語の謝罪をパターン別に紹介します。
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I’m sorry のバリエーション
謝罪といえば、「I’m sorry」ですね。
修飾することで、これにもバリエーションを出すことができます。
例文を見てみましょう。
I’m ever so sorry.
誠に申し訳ございません。
I’m very sorry.
本当にすみません。
I’m terribly sorry.
本当に申し訳ありません。
I’m awfully sorry.
大変申し訳ありません。
I’m incredibly sorry.
誠に申し訳ございません。
I’m terribly sorry about my behavior last night.
昨夜のこと、本当にごめんなさい。
I’m terribly sorry for breaking your mug.
マグカップを割ってしまい本当にごめんなさい。
I’m sorry を使わない謝罪表現
次に、「I’m sorry」 を使わずに謝罪するパターンを紹介します。
例文を見てみましょう。
I apologize for doing that.
申し訳ありません。
I apologise for this.
申し訳ありません。
My apologies for that.
申し訳ありません。
I apologise for this inconvenience.
お手数をおかけし申し訳ありません。
I want to apologise to you for my behaviour last night.
昨夜のこと、本当にごめんなさい。
より誠意をこめて謝罪する
心からの謝罪であることを表明する英語です。
例文を見てみましょう。
I sincerely apologize for the trouble that I caused.
ご面倒に巻き込んでしまい大変申し訳ありません。
I sincerely apologise for my behaviour.
本当に申し訳ありません。
I sincerely apologize for acting poorly with your friend.
あなたの友達を不快にさせてしまって本当にごめんなさい。
I am sincerely sorry that I behaved badly with your friend.
あなたの友達を不快にさせてしまって本当にごめんなさい。
I offer my sincere apologies for my behaviour.
心からお詫びいたします。
謝罪に付け足して
上記の謝罪に続けて、罪を認める表現です。
間違いなく自分が悪いと思うときに使いましょう。
例文を見てみましょう。
It was thoughtless on my part.
私の不注意でした。
It was completely careless of me.
完全に私の不注意でした。
I didn’t mean to do that.
そんなつもりはなかったんです。
I didn’t mean to break the glass.
ガラスを割るつもりはありませんでした。
ほかの例文も見てみましょう。
It’s my fault.
私のミスです。
It’s my mistake.
私の不注意です。
相手を慰める
偶然起きたことに対する表現です。
自分の過失に使うと、言い訳になってしまうので、相手のミスを慰めるように使う方がよいでしょう。
It was an accident.
偶然だったのです。
regret を使った謝罪
「regret」は「遺憾である」のニュアンスがあります。
ちなみに法人や企業が謝罪するときは、主語が「We」になります。
We deeply regret that we counldn’t meet your demand.
ご期待に沿えず、深くお詫びいたします。
自分の非を認める
素直に自分が悪かったと表現する英語です。
例文を見てみましょう。
It was wrong of me.
私が間違っていました。
It was wrong on my part.
私が間違っていました。
I take full responsibility for my actions.
すべて私の責任です。
I am fully responsible for my actions.
責任はすべて私にあります。
許しを請うときの謝罪
相手に謝罪を受け入れてもらうようお願いする英語です。
相手に選択肢をゆだねるので、角が立ちにくい表現です。
例文を見てみましょう。
I hope you can forgive me for what I said.
私の発言をどうかお許しください。
I hope I can be forgiven for what I said.
私の発現をどうかお許しください。
I wish you’d forgive me.
ご容赦ください。
↓「accept」を使うと、もう少し別の言い方ができます。↓
Please accept my sincerest apology.
どうかお許しください。
Please accept my honest apology.
どうかご容赦ください。
Please accept my unreserved apology.
どうかご容赦いただけませんでしょうか。
後悔していることを伝える
行動を悔いているときの英語です。
謝罪につづけて使うと、誠意を表すことができます。
例文を見てみましょう。
I didn’t mean to hurt your feelings.
あなたを傷つけるつもりはなかったのです。
I had no intention of hurting you.
あなたを傷つけるつもりはありませんでした。
I deeply regret hurting you.
傷つけてしまって、本当にごめんなさい。
↓続けて、別のパターンを紹介します。↓
I messed up when I tried to help you.
あなたを助けようとして、失敗しました。
I was in the wrong.
私が間違っていました。
↑「I messed up」で「やらかした」「やっちゃった」「失敗した」などのニュアンスがあります。↑
↓別の例文です。↓
I shouldn’t have said that.
あんなことを言うべきではありませんでした。
I wish I hadn’t done that.
あんなことをするべきではありませんでした。
I’m embarrassed about what has happened.
(起きたことに)困惑しています。
I owe you an apology for what happened at your welcome party.
歓迎会のこと、本当にごめんなさい。
恥じていることを伝える
恥ずかしい行いをしたと表現する英語です。
例文を見てみましょう。
I’m ashamed of what has happened.
本当に残念です。
I’m ashamed of my behaviour.
自分の行いが恥ずかしいです。
I’m ashamed of myself.
面目ないです。
償いを申し出る
償いをするときの英語です。
How can I make it up to you?
どうすれば埋め合わせできるでしょうか。
「I make it up to you」で「埋め合わせをする」です。
再発防止を誓う
謝罪のあとに、「もう同じことを繰り返さない」と宣言する英語です。
例文を見てみましょう。
It won’t happen again.
もう発生しません。
It can never happen again.
もう2度と繰り返しません。
カジュアルな謝罪
気の知れた友人や家族が相手の場合は、フランクな表現を使うこともあるでしょう。
トラブルになるので、目上の相手には使わないようにしましょう。
My mistake.
ごめん。
My apologies.
すみません。
My bad.
悪かった。
Sorry about that.
ごめんね。
弔辞(お悔やみ申し上げます)
弔辞で使う決まり文句です。
おぼえておくと役に立つことがあるかもしれません。
I’m very sorry for your loss.
お悔み申し上げます。
謝罪まとめ
謝罪についての英語表現をパターンごとに紹介しました。
こうしてまとめてみると、色々な表現がありますね。
日本語では、「申し訳ありません」「すみません」をよく使いますが、英語では理由や行為に言及する分、ロジカルな印象を受けます。
悪いことは素直に認めて紳士的な英語ライフを送りましょう。
許す(英) | ニュアンス |
---|---|
forgive | 責務・債務を免除する。罪を心から許す |
excuse | ちょっとしたミスを許す・見逃す |
overlook | ミスや短所を大目に見る |
pardon | 犯罪者を赦免する。無礼な行為を大目に見る |
condone | 大罪に目をつぶる |
exonerate | 容疑や非難から完全に放免する |
acquit | (法)証拠不十分で無罪にする |
absolve | 義務や罰則から正式に放免する |
vindicate | 容疑の不当性を証明する |
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