
未来進行形には、ふたつの用法があることをご存じでしょうか。
今回は、未来進行形の用法をまとめて例文付きでわかりやすく解説します。
そもそも、未来進行形とは
will [shall] be + -ing 形
未来進行形は↑の形をとります。
英語勉強中のひとはみたことがあるでしょう。
そして未来進行形にはふたつの使い方があります。
1.「未来の特定の時」に進行中の動作をあらわす
2.このまま進めば、「自然の成り行きでそうなること」をあらわす
これだけだと、意味がわからないですね。実際の使い方をみてみましょう。
未来進行形【例文】| 音声付き
① 「未来の特定の時」に進行中の動作をあらわす
まず、「未来の特定の時」に進行中の動作をあらわす場合からいきましょう。
これは、現在進行形をそのまま「未来」へずらすことで表現できます。

Mr.Wolf is digging a hole with a shovel to plant a flower.
オオカミ先輩は花を植えるためシャベルで穴を掘っています
↑の図では、シンプルに現在進行形をあらわしています。
これをそのまま未来へシフトしたときを考えてみましょう。

Mr.Wolf will be digging a hole with a shovel to plant a flower
when she visit him tomorrow morning .
彼女が明日の朝に来るとき、オオカミ先輩は花を植えるためシャベルで穴を掘ってるところでしょう
↑の図では、発話時からみて未来で動作が進行していることがわかりますね。

現在進行形をそのまま未来へ平行移動すると考えればわかりやすいでしょうか。

使用頻度としては次に紹介する用例のほうが高いよ!
② このまま進めば、「自然の成り行きでそうなること」をあらわす
次に、このまま進めば、「自然の成り行きでそうなること」をあらわす場合をみてみましょう。
I’ll be e-mailing to you soon.
すぐにメールします
I’ll be playing piano Sunday morning.
日曜の朝はピアノをすることになります
例えばピアノの例文では、(出張や予定が入らなければ)日曜日には自動的にピアノを弾くであろうと言っています。
このニュアンスを出したい場合はしばしばあるため、使用頻度の高い用法といえます。
ちなみにこの方法では、話し手の意思をなくすことができるので、客観的な表現になります。
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