TOEICの試験後、結果の見方を紹介します。
スコア結果はWeb, 紙面(郵送)で見ることができますが、
TOEICは結果発表までに数週間かかるので注意が必要です。
・TOEIC結果発表までの期間
・TOEIC結果の分析方法(スコア900が解説)
Web(オンライン)で結果を見るには最短17日後
個人で申し込みをした場合、
TOEIC公式サイト(Web、オンライン)で結果を見るには、
試験後最短17日後から確認ができます。
試験結果が発表されると、登録した自分のメールアドレスへ通知が届きます。
TOEIC-IPテスト(オンライン受験)の結果は試験直後
TOEIC-IPテスト(オンライン受験)の場合、試験日直後に結果を見ることができます。
オンラインのマークシート方式を選択した場合、センターが回答結果を受け取った翌営業日の15時から試験結果を見ることができます。
TOEIC-IPテスト(実地受験)の結果は1週間程度
実地受験タイプのIPテスト結果は、回答結果がセンターへ到着した日から5営業日目に郵送されます。
上記は受験した法人へと送付されるだけなので、手元に届くのは相当早くても一週間以上だと考えておきましょう。
公式サイトで過去の結果を見る
TOEIC公式サイトでは、過去に受験した試験のスコアを確認することができます。
TOEICの結果を見てスコアを上げる
ここからは、TOEICの結果から弱点を分析する方法を解説します。
TOEICスコアを独学で延ばす場合、何が足りないかを自分で判断しないといけません。
リスニング結果が低いときはスコアアップのチャンス
リスニングスコアが低いときは、ラッキーです。
なぜなら、初心者の場合リスニングはリーディングより伸ばしやすいためです。
リーディング結果が低いときは専門の対策が必要
TOEICのリーディングは、単に英語力だけではハイスコアが狙えません。
リーディングスコアが伸び悩んでいるときは、TOEICに特化した対策をしましょう。
リスニングを捨ててリーディング特化の参考書をやりこむ
リーディングスコアが350に満たない場合は、リーディング問題だけの参考書を一冊仕上げるほうが早くスコアアップできます。
その際に気を付けるべきポイントをまとめておきます。
- とにかく時間内に全問を解く練習をする
- Part 毎につかう時間を決めておく
- ハイスコアを目指すなら単語力が必須
とにかく時間内に全問を解く練習をする
リーディングをアップしたい場合、塗り絵は絶対にNGです。
「1/4で正解するから」ではなく、死んでも全問解いてください。
残念ながら、それがスタートラインです。
リーディングの時間対策は↓の記事で説明しているよ。
Part 毎につかう時間を決めておく
自分の時間配分を紙に書きだしておきましょう。
最初はどんな配分でも構いませんが、決めたら必ず守るようにしてください。
配分は、回を重ねるごとに修正していくのが理想です。
例えばpart5:13分、part6:7分、part7:55分みたいな感じだね。
この辺りは公式問題集でシュミレーションすることをおすすめします。
公式問題集の使い方を解説した記事を参考ください。
ハイスコアを目指すなら単語力が必須
TOEICスコア900レベルは、単語力・語彙力の世界です。
もちろん他にも必要な力はあるけど、単語力は大きいよ。
これは、Part5において毎回1問はハイレベルな単語が出題されることからもわかるでしょう。
極端なハイスコアをねらう必要がない場合は、前述の2点(「全問解く」「時間配分を決める」)をまずクリアしてください。
リーディング評価項目
ある程度、リーディングスコアが上がってきたら項目別の対策をしましょう。
| TOEIC Reading 評価項目
- 文書の中の情報をもとに推測できる
- 文書の中の具体的な情報を見つけて理解できる
- ひとつの文書の中でまたは複数の文書間でちりばめられた情報を関連付けることができる
- 語彙が理解できる
- 文法が理解できる
文書の中の情報をもとに推測できる
いわゆる読解力ですね。
ストーリー形式の英文をしっかり読むクセをつけましょう。
はっきり記載されていない事柄を理解(推測)できるかどうかがポイントです。
文書の中の具体的な情報を見つけて理解できる
これはとにかく公式問題集や模試で数をこなすほうが早いでしょう。
これも読解力といえますが、例えば「サラが面接にいくのは何曜日ですか?」のように本文で根拠(曜日)を見つければスポットで解答できるものです。
ひとつの文書の中でまたは複数の文書間でちりばめられた情報を関連付けることができる
結論、これもTOEIC特有の問題なので、公式問題集で慣れればOKです。
やたら長い項目名ですが、要するに2つ以上の情報をあわせて回答する問題です。
例えば、「会合の日程は、打合せの翌日」「打合せは12/1におこなう」という2つの情報から、会合の日程を回答せよという場合ですね。
語彙が理解できる
これは、主にPart5(穴埋め)、6(短文)で難問を正答できるかでしょう。
とにかく単語帳をやりこむしかないです。
筆者が受験した本番試験で、英検1級の単語帳にのっていた単語が出題されたことは今でもよく覚えています。
文法が理解できる
文法は、Part5, 6に特化したTOEIC専用の参考書をやっておきましょう。
リーディングでは、これらのPartにかけている時間はない(長文が本番)ので、正確性と速度を鍛えておきます。
まとめ
今回は、TOEIC結果の見方を解説しました。
個人受験では、試験日17日後から公式サイトで結果を見ることができます。
公式認定証から自分の弱点をみつけて、さらにスコアアップを目指しましょう。
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