今回は、スコア900の筆者がTOEICリスニングパートが苦手な方へ、
「英語が聞き取れるようになる学習方法」を解説します。
この記事を読めば、
リスニングが苦手でもTOEICスコアが爆上がりする方法がわかります。
私自身、
最初は英語がまったく聞き取れなかったのですが、
今回紹介する方法で聞き取れるようになりました。
社会人になってから英語学習を続け、ひとつの目標であったTOEICスコア900を達成しました。
「結局リスニングで何が一番重要だったのか」
を考えた時、今回の結論に至りました。
リスニングに苦手意識がある人はぜひチャレンジしてみてください!
TOEICスコアはリスニング学習で大幅スコアアップ!
TOEICの試験は、大きく2つに分かれます。
・Listening Part(リスニング)
・Reading Part(リーディング)
TOEICでハイスコアを狙う場合、
どちらが高得点を取りやすいのでしょうか。
答えは「リスニング」です。
リスニング対策でスコアが上がるのは時間制限がないから
なぜ「リーディング」よりも「リスニング」の方がスコアを取りやすいのでしょうか。
それは、実質「時間制限がない」からです。
TOEICリスニングは時間を気にしなくていい
- Listening :リスニング (45分)
- Reading :リーディング(75分)
TOEICの「リーディング」は、問題数が多いわりに与えられる時間がかなりシビアです。どれだけ語彙力があっても、問題を解くスピードがなければハイスコアは取れません。
一方、リスニングは設問でマークする時間を与えてくれるので、
基本的に時間を気にすることはありません。
リスニングでむずかしい単語は少ない
また、「リーディング」のように難しい単語はあまり出てきません。
つまり、単純に
「英語を聞きとれているかどうか」
が勝負になります。
シンプルに「英語を聞き取れる人」が自動的にハイスコアを取れるようになっているのです。
ほとんどテクニックは関係ないってことだね。
英語を聞き取れるようになるには
では、「英語を聞き取れる人」になるにはどうすればよいのでしょうか。それを説明する前に、TOEICでハイスコアを取るために最初に知っておきたい点を書いておきます。
TOEICリスニング対策と勉強方法の注意点
TOEIC リスニングパートの対策と学習する際の注意点についてここにまとめておきます。本番や模試を解く時に、参考にしてみてください。
スクリプトごとに発話者の国が違う
TOEICでは多国籍な英語力を身に着けるために、「問題を読む人」(発話者)の出身国が違います。
以下の国籍が登場するほか、発話者の性別も変わります。
・アメリカ
・イギリス
・カナダ
・オーストラリア
特に「オーストラリア」は訛りが強く「聞き取りづらい」といわれることが多いです。
訛りの強い地方だとネイティブスピーカーでも聞き取りづらいことがあるようです。
日本人でも、青森の方言が聞き取れないのと近いのかな?
☑ 発話者の国に注意
英語初心者には読むスピードが速いが徐々に慣れる
リスニングは、TOEIC(英語)初心者にとって「会話スピードが速い」と感じることでしょう。
ただしこれは、徐々に慣れていくので安心してください。
☑ スピードが速くても、めげずに続けること
文法の「時制」が正解につながることがある
これは、スコアが600~700くらいになってからでいいと思いますが、知らないと戸惑うので書いておきます。「時制」とは、「いつ」の状態を指しているかということです。
例えば、「私がTOEICを勉強する」という文があったとしましょう。
「私」はTOEICを「明日」勉強する予定かもしれないですし、「今」やっている最中かもしれません。
英語では、「完了形」「進行形」「過去形」などを使い分けるのでTOEICも同じです。
「あなたは昨夜 英語を勉強しましたか?」に対して、「私は(今)英語を勉強しています。」と応答している文はもちろん正解になりません。
Part2(応答問題)でひっかかることがあるので、注意してください。
油断は禁物だね。
☑ 時制に注意
「英語耳」になるTOEICリスニング学習方法4つ
さて。
「TOEICリスニングでハイスコアを取るには英語耳になるしかない」ということを書いてきました。
では、「英語が聞き取れる」ようになる勉強方法とは、一体どのようなものでしょう。ステップごとに、詳しく見ていきましょう。
学習方法1.リスニング力を鍛える
次に、リスニング力を鍛える勉強方法についてです。TOEICでは、リーディングよりもリスニングが重要です。
学習方法2.リエゾン(音のつながり)を知る
リエゾンを知らない方は以下の記事を参考にしてください。
学習方法3.発音記号を知る
英語には「発音記号」があります。一般的な単語帳には、単語ごとに発音記号が書かれていますよね。これは英語力を爆上げするために非常に重要な要素です。
なぜなら、たった数十個の記号を憶えるだけで「すべての英語を発音できるようになる」からです。
発音記号の読み方については、CD付きのテキストで勉強することをおすすめします。(文字だけでは、よく理解できないからです。)
テキストは、「学校でもらった文法書」でも「英語辞書」でも何でも構いません。
英語の発音記号についてはコチラの記事で解説しています -> (参考:英語の発音記号一覧表)
☑ 発音記号は超重要
「リエゾン」と「発音記号」を理解したら、「音読」の勉強方法に入ります。
学習方法4.「音読」でリスニング対策する
英語学習において、音読は基本中の基本です。
黙々とノートに英文を書いて語学が身につくわけがありません。「単語帳」も「例文」も全て音読できるならした方がいいです。
基本的に「発音」と「リエゾン」を意識しながら音読すればいいのですが、慣れていない人のために音読の考え方とやり方を書いておきますね。
まずはなぜ音読が必要かについて考えてみましょう。
英語音読は本当に必要?
英語学習に「音読」は絶対的に必要です。
英語学習に限らず、言語はコミュニケーションです。文章を読むスキルも大切ですが、英語を音として認識しないと、意味がありません。
そのためには、机に向かって黙々とやっていてもダメなんです。
みなさんが(私も)子供の頃に日本語を習得するため発音しながら学んでいったように、英語でも同じことをする必要があります。
☑ 音読は絶対必要
音読はリスニング対策になる
大学試験やTOEICなどの資格試験でも、結局発音できる人が高得点になるようにできています。なぜなら、英語が発音できないのにリスニングを聞き取れるわけがないからです。
リスニング上達のためには、自分の頭に英語の音を染み込ませる必要があります。
たまに、「わたしは英会話をやらないから、英文が読めればいいんです。」という人がいますが勘違いです。
日本語は読めるのに、日本語を話せない人に会ったことがありますか?激レアだと思います。(少なくとも私は会ったことがありません。)
次に具体例をみていきましょう!
例文の音読
次に、例文の音読について。
上記(リエゾンの項)で説明した参考書を用意したら、CDをスマホにダウンロードします。参考書と音声を聴きながら、真似るように音読しましょう。音声に合わせて、後を追っていくように発音する「シャドーイング」ですね。
特に音がつながる部分を意識してください。
「let you」を「レット ユゥ」と発音してしまっていないか、自分で発音しながらチェックしてください。(「レッチュ」のイメージ)
やっていくうちに段々英語の癖(音のつながり)が聞き取れるようになります。
慣れてきたら、通勤通学中の電車などで繰り返し聞くのがオススメです。頭の中でイメージトレーニングをする感じでやりましょう。
あとは、レパートリーの問題ですので数をこなすだけです。
自分で発音できない音は聞き取りもできないと科学的に言われています。
ネイティブがどのような音を使っているのか、知っていくのがポイントだね。
音読の参考書は好きなテキストでOK
次に音読のやり方ですが、自由度がかなり高いので参考までに私のやり方を書いておきます。
注意点として、自分のレベルよりも上の参考書はやめたほうがいいです。難しいテキストは、「やる気がなくなる」+「頭に入りにくい」です。
私は最初の頃、リエゾンの教科書のほかに、ターゲット1000を使ってました。高校生レベルなので、例文も短くシンプルなのでおすすめです。参考書を決めたら、いよいよ音読です。
☑ 音読の教材は好きなテキストでOK
音読のやり方と具体例
単語帳の場合だったら、例文の部分をひたすら音読していくだけです。これを1セット/英文10個 などと決めて毎日やっていきます。
慣れないうちは気が向いた時やるだけでも十分効果があります。
CDがついている参考書であれば、ディクテーションもおすすめです。ネイティブの発音を染み込ませることができるので、リスニング対策などで効いてきます。
ポイントは、「それっぽく」読むことです。表情もネイティブのように動かしながら、手でジェスチャーを加えてもいいです。
ネイティブっぽく読むことは結構重要です。最初はめちゃくちゃな発音でいいです。
どうやったらネイティブのように発音できるんだろう?と考えながらやることが大事です。
そのマインドさえあれば、いずれ綺麗な発音になるので大丈夫。
☑ 音読は「それっぽく」
単語帳の音読
ターゲット1000もそうですが、単語帳の音読は結構おすすめできます。なぜかというと、同時に単語+発音を憶えられるからです。
一石二鳥どころではありません。
しかも例文が短い事が多く、ややこしい文法はありません。ぜひ試してみてください。
☑ 単語帳は優れた音読教材
英語は座学ではないので勘違い注意
ここまで音読は必要という話をしてきましたが、「英語を勉強するときに口を動かす」という考え方は重要になりますので、必ずおぼえてください。
なぜか日本では英語を勉強するといっても、スタバで参考書開いてドヤ顔していたり、図書館や自習室で黙々とやっている人が多いのですが、アレはやらないほうがいいです。
机に向かってペンとノートでガリガリ勉強するというのは効率が悪いです。(書きながら、ブツブツつぶやくのは最高です。)
結局、英語(言葉)は「話す」「聞く」「読む」「書く」で使えなければ役に立たないので音読が最高効率になります。
赤ちゃんが言葉を覚えるのに、喃語期(「あ〜、うー」のような意味のない言葉)というものを経て行くわけですが、結局声に出すことで習得していますよね。
言葉を憶えたくて、急に紙とペンを持って机に向かってガリガリ勉強する赤ちゃんはいないはずです。
とにかく、試験本番や模試を解く時以外は、ブツブツ言いながら勉強するのが一番手っ取り早いです。
☑ 英語は座学ではない
ユダヤ人の言語学習を参考にする
とにかく声に出して言語を覚えるという考えかたは、脳が勝手に記憶するユダヤ式英語勉強法という本が参考になりました。読み物が好きな人は読んでみるといいかもしれないです。
ちなみに、ユダヤ人は商才のほかにも言語習得に長けているといわれています。
著者が旅行した時に出会ったという、誰にでも話しかける怪しいユダヤ人の話は一読の価値があります。まあ、怪しいユダヤ人の話は置いておいて、英語の問題集の答え合わせでもとにかく声に出すことです。
これを続けていくと、少なくともリスニングではほとんど困らなくなります。
☑ ユダヤ人に学ぶ
勉強方法7.「ディクテーション」でリスニング対策する
もうひとつ、リスニングを劇的に強化する方法があります。「ディクテーション」です。
wikipediaでは
ディクテーション(dictation)とは、口述される文章を筆記することである。
とあります。
要するに、「聞いた(聞こえた)英語を紙に書く」ってことですね!こう聞くと「シンプルすぎて大丈夫なの?」と思われるかもしれませんが、大丈夫です。私自身、これが最も効果がありました。
☑ リスニング強化では、ディクテーションが最強
ディクテーションを継続する
「リエゾン」が理解できたら、リスニング強化で次に重要になるのは「ディクテーション」です。やることは超シンプル。
参考書とCD、ノートを用意して、聞こえたままに書き取るだけです。
これだけでリスニング力が大幅アップするので、安いものですね。でも、具体的にどんなことをすればいいの?って方も多いと思います。そんな方のために、ディクテーションの実例を紹介したいと思います。
私が実際に試して、TOEICのリスニングスコア(リスニングだけのスコア!)が100点以上アップした方法なので、効果は高いと思います。
☑ リスニング強化は、参考書とCD、ノートを用意して、聞こえたままに書き取るだけ
ディクテーションの実例
まず、ディクテーションを始める前に参考書を用意します。CDか、MP3音声がついているものならなんでもOKです。自分の好きな教材でOK。
ただし、自分のレベルにあったものを使いましょう。私の場合、TARGET600を使いました。
次に、スマホに音声をダウンロードします。再生はノートPCでもOKです。
あとは、紙のノートを用意して、音声を流します。
最初は、ひとつの短い音声だけで大丈夫です。聞こえてきた音声を細かい部分(時制・冠詞)までノートに書いていきます。当然、最初は1度では聞き取れないと思いますので音声は何度聞いても大丈夫です。
「もう限界」というところまで、ノートに書いたら、最後にスクリプト(本文)を見ます。自分で聞き取れなかった箇所を必ずチェックしてください。
知らない単語があるかもしれないし、文字では知っていても発音がわからなかった単語もあるかもしれません。
また、「a」「the」などの冠詞は特に厄介で、ほとんど聞こえない or 発音していない(!)ことすらあります。ここで聞き取れなかったものは印を付けておくといいです。
こうしておくと、あとで聞いた時に、聞き取れていると成長を感じられるのでオススメです。
ある程度経過したら、演習をやってみる。
しばらくこれをやっていくと、英語の聞き取りに段々と慣れてきます。
ディクテーションを終えるまでに音声を聞く回数が減る(=一度に聞き取れる量が増える)のが体感できると思います。そうなってきたら、リスニングを含む資格試験などの模試を解いてみることをオススメします。
私はTOEIC を勉強しているので、公式TOEIC模試を使いました。公式模試がオススメな理由は、プロによる発音で、英文が(文法的・意味的に)しっかりしているからです。
また、解答解説がついているので、ここでもスクリプトと音声でディクテーションの練習ができます。
この流れを続けていると、「あれ? 英語がきこえるようになってるぞ?」となります。騙されたと思って、続けてみてください。
なんでディクテーションがここまで効果あるの?
やってみるとわかりますが、このディクテーションだけでリスニング力がかなり変わってきます。「なぜこうまでリスニング力が上がるのか?」ということですが、ひとつは英語への注意力強化があります。
普段、私達は雑音には耳を傾けません。虫の声とか、エアコン・風の音など、気にしていたら切りがないですよね?
なので、私たちは大事なこと(脳が大事だと判断したもの)をよく聞くようになっています。
カクテルパーティ効果という言葉がありますが、これはパーティでそれぞれが思い思いの話をしている中で、自分が気になる・興味がある話題は、雑音の中でも選択的に聞こえてしまうという状態を指します。
周囲がうるさい状況でも目の前の相手の話を聞くことができるのも、この注意力が向いているからですね。これは、英語の会話でも同じです。
では、「この注意力はどうやって鍛えるの?」と思われたかもしませんが、それがディクテーションなのです。ディクテーションでは、流れる英語を一言一句漏らさず聞き取ろうと(書き取ろうと)します。
これを続けていると、耳が自動的に英語に対して注意力を向けた状態になります。この状態になった人は、リスニングという点では最強です。
耳が英語を聞き取ろうとする準備ができているようなもので、英語を待ち構えている頼もしい門番のようなものです。後は、それぞれの単語の発音をすこしずつ吸収していけば、リスニングは次第にできてくるでしょう。
注意点として最初のうちは、アクション映画の英語を聞き取ろうとすることはやめたほうがいいです。
相当な高みにたどり着いたら、ぜひやってほしいのですが、基本的にアクション映画は早口・俗語・略語の宝庫です。なんでもありです。
アクション系を生半可なレベルで聞き取ろうとすると、かなり無理があるので注意してください。
ゆったりした恋愛系やホームドラマがおススメ。
☑ 英語に敏感な耳をつくろう
TOEICリスニング対策の勉強ツールと参考書まとめ
言うまでもなく、日常的に英語音声(もしくは音読)に触れることが基本です。習慣に取り入れやすくするために、続けやすい勉強方法をまとめておきます。
- 参考書を使ってリスニング強化
- 洋画 ( Netflix , AmazonPrime )でリスニング強化
- Youtube でリスニング強化
- スタディサプリ でリスニング強化
【初心者向け】参考書(英語耳を作れれば何でもいい)
リスニング強化のために最も役に立つのは参考書(テキスト)です。
テキストは何でもいいですが、CDや音声アプリが付属しているものを選びましょう。
TARGET600 をリスニング練習に使う
「TARGET600」は軽くて小さいので、スマホにCDを入れておけば電車でできます。
このシリーズはシンプルで問題数が少ないので、周回しやすいのが好きです。
TOEICスコア 600を目指す参考書のようですが、スコア800レベルでも通用します。
私はこれでディクテーションをスタートしました。
TOEIC本番形式のスクリプトがついているので、スコアアップの教材としては最高です。
設問も、TOEICの問題の癖を再現しているので、試験対策としても優秀です。
テーマ別英単語 Academic をリスニング練習に使う
テーマ別英単語 Academicは初級〜上級のシリーズがあります。
難易度は少し高めですが、日本語の読み物が付いているので読書感覚で読めます。
難易度は高めですが、日本語の読み物が付いているので読書感覚で読めます。
面白そうなページを見つけて、そこだけ読むという使い方でもいいと思います。(科学編では、生物学や宇宙論(ビックバンなど)を扱っていて面白いです。)
読書好きや科学に興味がある場合は、おすすめの一冊です。
「TOEIC公式問題集」をリスニング練習に使う
TOEIC 公式問題集です。1冊に模試2つが付いています。
TOEICのスコアアップを目指すなら、一冊は持っておいた方がいいと思います。
公式なので、問題の構成や設問・難易度は本番と同様と考えることができます。
今までの点数アップにかなり貢献してくれました。
本が大きいので、持ち運びに向いていないですが、その分 解答・解説は見やすいです。
解説が少ないという指摘もありますが、スクリプトが色分けされて見やすいので私は好きです。
1~9までシリーズが出ていますが、それぞれ難易度にばらつきがあります。
【上級者向け】参考書
※ TOEICでハイスコア(800後半~)を取りたい人向けです。
TOEICでハイスコアを狙うには、リスニング点数がとにかく重要です。
公式サイトで各回の平均スコアが見れますが、リスニングのほうが平均点が高いことがわかります。
ようするに得点源はリスニングなわけです。それくらいTOEICのリスニングは重要だということを肝に銘じておきましょう。
スコア900を目指す場合、リスニングは満点近くを取る必要があります。正確に言うなら、リーディングの難易度が高いため900の内訳を「リーディングスコア」<「リスニングスコア」にするほうが楽です。
以上から、リスニング対策は徹底的にやっておく必要があるということがわかると思います。
参考:TOEIC公式サイト|平均スコア【上級者向け】TOEIC(R)TEST短期集中リスニングTARGET900 NEW EDITION
スコア900を狙う人のリスニング教材。「Part1」~「Part4」を網羅しています。
付属のCDかアプリから音声をダウンロードできます。各パートごとの問題を集中してやりたいときに向いています。問題数は少ないですが、解説と語彙はしっかりしていると思います。
本のサイズが小さめなので、通勤通学でできるように作られています。最低1問から解けるような作りになっているので、時間がない(けど勉強したい)ときに重宝します。リスニングはとにかく触れる時間を伸ばすことが命なので、この手の問題集、私は好きです。
洋画 でリスニング対策 ( Netflix , AmazonPrime )
月額1000円ちょっとで楽しく勉強できます。
英語字幕を出すことで、自分の聞こえている言葉が正しいものかどうか確認していきます。
Netflixだと、英語字幕に対応していない作品もあるため注意が必要です。
Youtube でリスニング対策
BBC Learning English は無料で効くことができる英語ラジオです。
英語学習者向けの放送なので、初心者に親切です。
内容も時事ネタや科学系など結構面白いです。
日本に住んでいる海外youtuberのチャンネルを見るのもおすすめです。
生の英語にふれるいい機会になりますね。
ただし、Youtube はいつの間にか英語から外れて、関係ない動画を見る危険があるので要注意です。
スタディサプリ でリスニング対策
スタディサプリは有料ですが、TOEIC対策コースがあります。
ここで紹介している理由は、リスニング強化に欠かせないディクテーションがアプリでできる(!)からです。
アプリでのディクテーションは、流れてきた音声を聞いて英文の空欄にタイプしていく感じです。
この機能はスタディサプリの中でもトップクラスだと思います。
紙とペンがなくても、スマホがあれば電車でもディクテーションできるのは本当に素晴らしいです。
PCでのディクテーションは特に快適なので、この機能を使うときはPCを使用することをオススメします。
どうしても机に向かってノートを広げたくない方は、試してみてください。
スタディサプリは以下の記事で紹介していますので、興味がある人はどうぞ。
まとめ
今回は、TOEICリスニングが苦手な方へ向けて、リスニングの勉強方法を書いてみました。
受験勉強や、資格試験・英会話などで英語を勉強されている方のお役にたてれば嬉しいです!
特にこの記事を読んでくれた社会人の方のTOEICスコアが上がれば何よりです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは!
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