そもそも There is more to A than B ってどんな時に使うの?(ニュアンス)
まず、わたしたち日本人にもわかりやすい例文を見てみましょう。
There is more to life than money.
(人生はお金だけじゃない)
There is more to A than B は、「AにはBよりも多くのものがある」というニュアンスで使われます。「AはBだけでは語れない」「AはBよりも深い」と言い換えてもいいでしょう。
この例文では「(お金も大切ではあるが)単なるお金よりも大事なものが人生にはある」というニュアンスがあります。
おぼえやすい長さの例文3つ
好きな例文を選んで声に出しておぼえましょう。
There is more to life than money.
(人生はお金だけじゃない)
There is more to your thinking than I thought.
(君の考えは思っていたより深い)
3つめに定型表現を紹介します。ネイティブがよく使うフレーズなので、実用性◎です。
There’s more to it than meets the eye.
(それは見た目以上のものがある)
There is more to A than B を使うときの公式
公式
A = 評価・理解される対象
B = 比較対象
Aには原則、重要視される概念が来ます。(あえて概念と書いた理由は後述)
There is more to life than money.
(人生はお金だけじゃない)
Lifeは抽象的な概念、moneyはlifeとの比較対象ですね。人生(A)のような重要性を強調したい概念をおきます。
Aに置きたい名詞
抽象的な概念やモノと相性がいいので、あくまで一例ですがAには以下のような名詞が来ることが多いことになります。
Aに置きたい概念: life, success, love, theory, problem
人・モノも置ける:him, this book, the plan
NGパターン
さて、Aには概念が来ると書きましたが、Aには(深い)本質を語れる内容が必要なため、Aが具体的すぎると意味がぼやけてしまいます。絶対にNGというわけではないですが、避けた方が無難でしょう。
There is more to this pen than plastic.
(このペンはプラスチック以上のものがある)
一応以下のように直すと使うことができますが、ペンは具体性が高いので後に紹介する例文で覚えたほうがいいです。
There is more to a pen than a mere writing tool.
(ペンは単なる筆記具ではない)
There is more to A than B と間違えやすい熟語は?
混同しやすい激似な熟語があります。以下は初歩的でよく使われる構文なので、混同しないように例文ですり込んでおきましょう。
There is more A than B
形がとてもよく似ているので、間違えないようにしましょう。「to」があるかないかで意味が全く変わります。
There is more sugar than salt.
(塩より砂糖のほうが多い)
This is more A than B
これまたかなり似ている。
This is more art than science.
(芸術というより科学である)
There is more to A than B のまとめ
more thanがあるので比較にもみえますが、実は中心にあるのはThere is(~がある)です。「Aにはもっと~がある」というのがこの構文の本質です。単純に存在(There is)と比較(more than)を足しただけとも言えます。構成はシンプルですが、試験などで注意したいのは「to」の位置です。例文を何度も口に出していれば自然と出てくるので、根気よく慣れておきましょう。


コメント